「ユーヴェに勝った!ローマが勝った!」(クララ)
そして後ろの刺青おっさんの引きの強さ。
試合結果
ROMA 2 - 1 JUVENTUS
ROMA 61' ミラレム・ピアニッチ
ROMA 79' エディン・ジェコ
JUVENTUS 87' パウロ・ディバラ
2011/2012シーズンからセリエAを4連覇してるユヴェントス様。今年はピルロ、テヴェス、ヴィダルの背骨が抜けて少しは渡り合えるかな?と思ったけど、ユーヴェに全くゲームをさせないレベルとは思いませんでしたよ。ボールポゼッションはローマ63%、ユーヴェ37%。シュート(枠内/枠外)はローマ 10/18に対して、ユヴェントスは2/7。2013/14シーズンに開幕10連勝をしていたときの夢の時間の続きでした。昨年はCLでバイエルンミュンヘンに1-7惨敗してからすべてを失ったから、CLグループステージのバルサ戦を乗り越えられればスクデット行けるかも!
個人的採点
シュチェスニー:7.0
この日の仕事は後半80分以降だけだったけど、そこで今日もゴールに吸い込まれるボールを掻き出すビッグセーブ。勝ち点3をロックした。
ディーニュ:6.5
PSGから3日前に加入したばかりとは思えないプレイ。左サイドをファルケと共に支配した。これからのさらなるフィットに期待。
マノラス:7.0
今日のお相手は100人目のネクストメッシことディバラと、ビッグファイターのマンジュキッチ。どちらにも仕事をさせなかった。中肉っぽい肉付きなのに(特に背中)、スプリントではディバラにも負けないエンジンを積んでるところが好き。
デ・ロッシ:6.5
ビッグマッチでルイスエンリケ監督時代以来?のCB起用。ディフェンスの機会はあまりなかったものの、最終ラインからの組み立てで勝利に貢献。
フロレンツィ:6.0
復帰予定のマイコンが胃を壊して(新卒か)引き続き右SBにて出場。前半の20分までは躍動、あとは上がる左サイドのバランスを取ってた。
ケイタ:6.5
素晴らしい活躍。攻撃も守りも、ケイタがいなければきっとゲームにならなかった。ただ終盤の失点につながるミスは見逃せず-1.0点。
ナインゴラン:7.5
ボール奪取、ボールの散らし、カウンターの起点、ブッフォン以外なら決まっていたイーグルショット。全世界のチームが喉から手が出るほど欲しい選手だった。
ピアニッチ:7.5
ゴール後に大変なことになってる俺たちのピアニッチ。フリーキックはアートだった。ケイタが3列目で潤滑性を発揮してくれたおかげで0.5列前にポジションできてて、ペナルティエリア侵入率もシュート数も昨季とは段違いになってる。
サラー:7.0
期待はずれだった緒戦を見事に自身で取り戻した。前に推進するのもうまいし、テンポを変えて見切りをつけるのも本当にうまい。
ファルケ:6.5
ディーニュと共に左サイドをほぼ制圧してた。ライン際に広がることによって、ユーヴェの組織を広げるのに役立ってた。
ジェコ:7.0
キエッリーニをその躯体で抑えてのヘディングは、ユーヴェの心を見事にへし折ってた。ゴール後にへなへなと腰を落としてたキエッリーニの姿がその証拠。間違いなく活躍しただろうけど、無得点が続いて変な雰囲気にならなくなったことが良かった。
イトゥルベ:6.5
最もファイトが伝わってきたのはイトゥルベだったかもしれない。片道切符ジェノア行きを破り捨ててくれたサバティーニSDへの愛情表現かな、とも思った。今日はいい猪突猛進芸だった!(エヴラを退場に追い込んだので)
リャイッチ/イバルボ:s.v
ちなみにトッティは90分間ベンチでした。さらにいうと、今シーズンの出場時間は0分。トッティは未だに「気難しい」やら「監督はトッティとうまく関係を作らなくてはならない」なんて論調がローマサポの間でも主だけど、僕は全然そうは思わない。むしろトッティほどone for allな精神の選手はベンチにいないと思う。実際にはカップ戦とCL要因になるんじゃないかなと見てます。寂しいけど、今年でもう39歳。
次は2週空いてからの、A初昇格のフロジノーネ戦。