母親から自分に対しての子育て感を聞いた
自分というのは図々しいもので、一人で育ってきたと思うものなんですよね。いや、さすがに育てられたことは分かるけど少なくとも人格については自分の生まれ持ったもの+自分自身で辿ってきたものと思うんですよね。
少なくとも、親が意図したとおりになったとは思わないし、さらに言うとわが家の場合は、親がそこまで教育の意識を持っているとは思っていなかった。
受験やテストでとやかく言われたことないし、なんなら通信簿見せて?と言われないときもあった。部活が続かなくても、部活を変えても、結局すぐにやめても何か言われたことないし、がんばりなさいとかも言われたことない。だから今まで何かを目指したこともないんですね。
旅行先で母と奥さんと3人で飲みながらそんな話になったら、母曰く「そらそうよ」と。「幸せになってくれればそれで良いと思ってたから」と。ここで初めて、この歳になって初めて自分の図々しさ、浅ましさに気付きましたよね、恥ずかしながら。他のことは全部抜いたとしても、少なくとも不幸せと感じたことはなく、いま幸せと感じていますからね。
で、奥さんと顔を見合わせて次の僕らの子どもの話になったんですけど、すぐに「『幸せになってくれればいい』もそうだけど、『幸せを感じられる人になって欲しい』よね」と実質結論が出ました。
幸せのハードルが低く、人と比べない絶対的な物さしを持ってもらえたら、それだけでいい感じです。
まあ、これから沢山あれもこれもと欲張っちゃうんでしょうけど。