LUCKY TAPES - The Show
突然ですが、2015年上半期に行ったあらゆるライブの中でのナンバーワンはLUCKY TAPESでした。
それは4月に行われた「Touch!」という限定販売されたEPのレコ発で、ステージから幸せが気体となって放出されてるステージだったんですが(ちなみにTouch!は発売週に完売して即枯渇、プレ値に)、そこでアルバム発売が発表され、先行でアルバム収録曲を全曲やってたんですよね。それらが本当に良くて!だからこの夏一番待ち遠しいアルバムでした。
昨今のシティーポップブームがあり、元々2005年あたりの流線形「TOKYO SNIPER」が入り口だった僕にしたら、若者が次々とシティーポップをやってくれること基本嬉しさしかなくて、LUCKY TAPESもそこに含まれて語られることも多いんですけど、その中では少し異質な感じが僕はしていて、音に黒さがより濃く含まれていて、絶対ポップスではあるんだけどディスコテックなんですよね。踊れるシティーポップと書くと一気に陳腐化しちゃうんですけど、平たく言うとそれです。でもダンサブルじゃないんです。その絶妙さが最高に心地よくて。特に収録曲の「Friday Night」なんかは最高です。
8曲入りというのもちょうど良いし、通して長く長く聴く1枚になりそうです。一つだけ言うなら、プラケースの似あわねえなって。やっぱ紙ジャケが似合う。

- アーティスト: LUCKY TAPES
- 出版社/メーカー: RALLYE
- 発売日: 2015/08/05
- メディア: CD
- この商品を含むブログを見る
-
そうそう。先日行ったSuchmos「THE BAY」レコ発にLUCKY TAPESのメンバーがいて少しお話しさせてもらったんですけど、「サチモスと2マンやってくださいよー!」と話したら、「それ絶対僕らもやりたいやつです!」と答えてくれたので、うっすらと淡い期待を持ちながら待つこととしてます。(ちなみにLUCKY TAPESライブ会場でかかってた曲、「なんだこのスーパーいい曲は!」と思い口ずさんだメロをiPhoneに録音したのがSuchmosのMireeでした、ということもありました)