突然ですがキャッシングなるものに手を出してしまいました事を告白申し上げます。
最近は陸マイラー行為にいそしんでいる影響で、保有するクレジットカードが増加し、引き落としを一つ見逃したというヤツです。自宅にその分の現金は取っておいたけど取りに行けるわけもなく、クレヒスことクレジットヒストリーに傷を付けるわけには絶対にいかないので、キャッシングのお世話となりました。
いつものみずほ銀行のカードを差し込み、「キャッシュカード」「キャッシング」のボタンのうち後者を押したのが違いなだけで、あとはいつも通り暗証番号入れて、いつも通り引き落とし金額を入れたら、いつも通り現金が出てきましたよ。
この手軽さはヤバすぎる。まるであと270,000円預金があるかのように見える鬼明細。残高て。
自分の場合、翌日には3万円をそのまま返したのでこれで関係終了ですけども、これはまる人も少なくないよなあ、間違いなく。
消費者金融を題材にした宮部みゆきの火車で「消費者金融は現代の必要悪」という内容で、まったく納得できず釈然としなかったんですけども、"向こう側"に行ってしまった自分には批判する資格も失ってしまったなあ、と。
実際にはクレジットカード1回払いと事実としては差異はないんだろうけど(むしろ1日で自主返済してるからキャッシングの方が軽微)、この一線を越えてしまった感がハンパない。
と同時に、新卒で入社した会社にいた、サラ金ATMとパチンコ屋を生き生きと往復してた奥井先輩は何してるかなあと10年ぶりに思い出しました。
いずれにせよセンチ。

- 作者: 宮部みゆき
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