台風19号に沖縄で直撃し、非常時に実際に助けられた5つのアイテム
台風マジなめてた
繰り返しますが台風19号半端ないです。普段台風慣れしてる沖縄現地の人も外出を一切控えるレベルで、飛行機の全便欠航はもちろん、唯一の電車機関のゆいレールも全面運休、路線バスも全島全面運休というレベル。数年に一度(数十年に一度?)の台風に見事ストライクしてしまいました。
そんな非常事態の中実際に持ってて助かったものを記録しておきます。
1. iPhone 6 Plus
別にiPhone5sやiPhone6でいいじゃないかとも思うかもしれませんが、2つの面で助かりました。
- 画面の大きさ
空港では常に情報を得るためにiPhoneを操作してました。その時にまったくストレスなく操作できたのは大きいです。具体的に言うと、ANAのスマートフォンサイトは見づらいんですよ。一覧性が低く情報量が少ないので、PCサイトを見てました。そうすると画面の大きさがものを言います。今日航空券のキャンセル発生→ダッシュ確保ができたのもPCサイトを見れてたおかげです。取れなかったら下手したら3連休全部帰れなかった可能性あったから、お金では変えられない価値がありました。
- 電池の持ち
これ、めちゃくちゃ助かりました。例えば欠航になった10日ですが、午前中の観光から欠航が決まってホテルに着く22時くらいまで、SNSやら写真/動画撮影からFaceTimeやホテル確保のネットサーフィンまでフルに使って35%くらい電池残量がありましたから。体感でいうと5sなら半日で電池が20%になり、そして18%くらいで突然の死を起こしてたはずです。画面も電池も大きいは正義だと思いました。そういう意味ではiPad miniでもいいかも。Airを含めたiPadだと小回りが利きづらいかなと思います。
2. モバイルバッテリー
これは基本中の基本だと思いますが、もしうっかり忘れてたら精神が死んでました。iPhoneだけでなく、デジカメ、Bluetoothヘッドフォンも充電できました。非常時にこそエンタメに逃げたいのですよ。
僕が使ってるのはANKER M2です。コンパクトながらiPhone 6 Plusならおよそ3回満タンにできるバランスのよいモデルです。安いし。やさしい布の巾着ケースついてるし。
3. リュックまで覆うポンチョ
台風直撃の11日に食糧調達のために傘を持って外出しました。ら、2分で傘が破損。と言うか、傘を持っててもほぼ真横から雨さんが責めてくるので無効化してました。コンビニでポンチョを調達した帰り道は別世界。500円のでも十分機能しますが、今度は廉価格帯のアウトドア系のポンチョを買おうと思いました。大事なのはリュックもすっぽり覆うタイプを買うこと。きっと人生であと数回は助けられるはず。

(アウトドア)OUTDOOR ロゴプリント柄 ポンチョ はっ水加工 ODPLG ブラック L
- 出版社/メーカー: OUTDOOR(アウトドア)
- 発売日: 2013/07/01
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ここら辺が安くて良さげ。
4. 大きなリュック
宗教上の理由によりキャリーバッグは持てずリュックだったのですが(嘘。かっこ悪いから持ちたくない)、今回はそれが結果大助かりでした。理由は2つ。
- 両手がフリーに
キャリーバッグだと片手が強制的にふさがります。普段は気にも留めないことが、非常時だとこの上ないストレスとなります。また台風だと転がりやすいと言うか利便性が仇となり、風でキャリーを持っていかれるんですね。たくさんいました。重くて10キロ以上の物体が制御不能になることは普通に危険だと思いました。そんな発想、台風までなかったよ。
- 荷物が濡れない
なぜかどの方向に歩いても向かい風でした(誰かメカニズム教えてください)。なので自分はある程度濡れてしまいますけど、あれだけの風雨なのにリュックはほぼ濡れてないんですよね!昨今は電子機器の量も多く、浸水 is 死なので地味に助かりました。
5. 速乾性の高いスニーカー
台風だと長靴以外は何を履いてても水浸しになります。そうなると"いかに濡れないか"よりも"いかに早く乾くか"です。濡れた時はいいですが一度脱いでから再度濡れた靴に足を突っ込むストレスは半端ないです。それも靴下ありだと余計に死にたい。ちなみに安いサンダルだと長距離移動に不向きなのでお勧めしません。
僕が使ってるのはナイキのエアウーヴン(AIR WOVEN)です。素足で履いても靴ずれしないし、かかと踏んでつっかけのように履けるし、ゴムで編んでるので楽です。びしょびしょに濡れて丸一日室内干ししても乾かなかったから、30分乾燥機に投げ込んでカラカラに。この気の使わなさも含めて超オススメです。
まとめ
すべての旅行で必要かは微妙なところですが、少なくとも飛行機利用を伴う旅程では持っていて憂いなしの準備だと思います。実際に使うことがなくても、精神的に余裕が持てる事実に助けられる部分も大きいですので、これから台風を迎える皆様におきましては参考にしていただければ幸いです(偉そう)(今から台風を追いかけて帰ります)