スニーカーに平等に訪れる加水分解 is 死
桃栗三年スニ八年
皆さん加水分解という言葉はご存じですか?スニーカー好きから死の宣告の言葉、通勤電車では痴漢冤罪、職場ではTwitter垢バレ、家庭内ではヲタクバレ、わが家に置きましてはハワイバレ&博多バレと同義の恐怖ワードです。
こうなります
そもそも加水分解とは、スニーカーのミッドソールで主に発生します。大体早いと5年、経験則だと10年近く経つとポリウレタン製のミッドソールが空気中の水分と反応してポロポロと剥がれ落ちていくのが加水分解です。急に発生するのではなく、生産された瞬間から徐々に忍び寄っている死の更新です。
死体の山
20代のころに一生懸命並んで買ったスニーカーも見るも無残な姿になります。どんなに大切にしてても不可避です。加水分解は!不可避!サランラップにグルグルにくるんだり真空にしたりすると多少は遅らせることはできますが、所詮延命措置に過ぎません。個人的に思い入れのあるスニーカーは2足買いして、1足はラップぐるぐる保管をしていますが上記に当てはめると広義の意味で意味のない行動で、無価値です。そう考えると、ガシガシ履いて履きつぶし、捨ててまた買うとう循環が健全なんでしょうね。
ただ・・・時代は変わった!
2014年、いい時代です。最高です。なぜかというと、僕の大好きラヴィNIKEをはじめ、各社様ともガシガシと復刻モデルを出してくれます。
例えば、エアハラチライト。
そしてエアハラチ。
ここらへんのモデル最高ですよね。ハラチライトは今まさに復刻して販売中、エアハラチは9月に発売予定です。どちらもオリジナルの発売から10年後に1回目の復刻、そして今回が2回目の復刻だと思います(多分)。つまりガシガシ履いてもしばらくすれば、復刻してくれる可能性が高いのです。
せっかくの一度きりの人生、好きな靴を存分に履く人生の方が楽しいと思います。

Sneaker Tokyo vol.4 addicted to “adidas”
- 作者: SHOES MASTER編集部
- 出版社/メーカー: マリン企画
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