スニーカーの悲しい宿命
それは加水分解。加水分解とは「反応物に水が反応し分解生成物が得られる反応のこと」という事で、つまりは形成されたものが空気中の水分などに反応し、その形を保てなくなる事で、スニーカーのミッドソールがそれに当たるわけです。経験上7割のスニーカー(※ほぼNIKE)で起こる不可避な現象で、スニーカーコレクターからすると色々と考えてしまう瞬間でもあります。せっかくレアなものを収集できたとしても、遅くとも10年後にはこうなってしまいます。
写真はWMNS AIR KUKINI。当時はWMNSモデルはナイキジャパンでの流通はゼロで、少量の輸入モノを速攻確保したら、ぐんぐん値段が上がって嬉しかったという思い出。相当かわいいし気に入ってたモデルですが、もう履けないし観賞価値もないので、感謝とともに先ほどゴミ箱にポイーしてきました。
なぜなら復刻版の履いてるのが1足、そしてサランラップに包んでる保存用が1足あるからねフフフのフ。

Sneakers: The Complete Collectors' Guide
- 作者: Unorthodox Styles
- 出版社/メーカー: Thames & Hudson
- 発売日: 2005/05
- メディア: ハードカバー
- この商品を含むブログ (1件) を見る