
- 作者: 花沢健吾
- 出版社/メーカー: 小学館
- 発売日: 2005/11/30
- メディア: コミック
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中途半端にダラダラと生きてきた人間のヒーローで、投影するには十分な器。作者の花沢健吾はネットの中のおまえら代表のような思考で、それを純粋培養して漫画にぶち込めてるので伝わること伝わること。誰もがちはるを好きになるし、誰もがちはるのビッチ化は本当にきついと思う。作者は泣きながらオナニーして描いたんじゃないかってくらいの最高品質黒髪ビッチ。スピリッツで連載してた当時、ヤンサンの部数減少で廃刊⇒多くの作者がスピリッツに合流するという異例の流れで、そのタイミングでボーイズが急に終わったので「こりゃ弾かれたな…」と思ったんだけど、10巻通して読んだら、どんぴしゃりの終わり方。単行本で加筆されたエピローグもよかった。ルサンチマンを抱えている中年1年生に特に読んでいただきたい。
ちなみに、ドラマ版のちはる役のアッキーナも悪くなかったけど、個人的には北乃きいちゃんでやってもらいたかった想いがまだ捨て切れない。

ボーイズ・オン・ザ・ラン 全10巻完結セット (ビッグコミックス)
- 作者: 花沢健吾
- 出版社/メーカー: 小学館
- 発売日: 2010/01/01
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