今度は麻布テーラーで礼服(ブラックスーツ)をオーダーしてきた編 - 30歳過ぎたら吊るしのスーツはもうやめよう
日用のスーツやシャツは麻布テーラーで割かし手ごろな価格で作ってきてましたが、いろいろと式が重なるときに礼服を新調することにしました。
礼服はどのタイプを選ぶ?
パターンオーダー、つまりは基本となる型から体型に合わせて調整していくセミオーダーで、いわゆる礼服として選べるタイプは4パターンあります。が、通常は実質選択肢はなく右下のブラックスーツのみとなります。
モーニングコートは結婚式のお父さん、ディレクターズスーツもお父さんか主賓クラス、タキシードは夜着るものだから昼の式には適してないし、もちろん葬儀には着れません。
ブラックスーツの型は通常のスーツと同じなので、あとはいつもの流れで作っていきます。
ブラックスーツのオーダーの流れ
1.生地を選ぶ
最初に生地を選びます。最安は37,000円スタートで、上は20万円以上のものもあります。けど、よく見ると黒の深みが違ったり生地感の良さはあるけれど、とはいえ黒は黒なのでまずは安価な生地でいいと思います。僕は下から2〜3番目くらいの6万円くらいの生地で頼みました。
2.シングルかダブルか
ダブルはオプション価格が入ります。せっかくなのでプチ冒険としてダブルをオーダー。
3.型を選ぶ
クラシックかソリッドか。簡単に言うとゆったりした型か、タイトでスリムな型か。パターン3種から選びます。普段は最もスリムな型を選びますが、今回は真ん中のスタンダードを選びました。礼服はそんなに買い換えないからトレンド変わったら困るし、普遍が正義と思ったので。
4.ラペル形状、裏地、ボタンなど選ぶ
通常のスーツではここでも楽しい迷いですが、裏地はシルバーorブラック、ボタンもブラック一択で、ラペル形状くらいです。フォーマル向けがどれかを聞いて言うことを聞きました。
計測と調整
セミオーダーなので一からパターンはおこしません。バスト、ウエスト、ヒップを測ってからそのサイズにまち針で合わせたサンプルスーツを羽織って調整していきます。ここでかなり個性が出ると思います。
自分の場合は、よく葬式にいる親せきのダブルおじさん風にならないように、ウエストを-6cmくらい絞り、裾丈も-2cmくらいにしました。これ以上にすると亀梨君みたいになるかも知れません。
完成品
ダブルは似合う似合わないじゃなく、勢い、アクセル踏むかどうかだけだと思います。迷う気持ちがあったらGOだぜ!と思いました。
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