スーパーアートライフ

日常、買い物、ガジェット、アイドル、音楽、ASローマあたりのことを書く日記です。陸マイラー活動でハワイ旅行とか遠征してます。子2人の4人家族。

伊坂幸太郎 - 死神の浮力


数年前までは月10冊くらいのペースで本読んでたんですけどねえ。そう、iPhoneを買うまでは。ふらふらと本屋によって、それとなく、後付の理由もなく手に取った本を読んでた時期は幸せでしたが、これは思い出補正。iPhone以前には戻らない。でも本を買うことはすぐできる。
ということで、軽井沢旅行のお供にしてずいずいと読み終わりました。

死神の浮力

死神の浮力

さすがに伊坂幸太郎は面白い。読んだ本の95%は呼んだことも覚えてないほどに綺麗に忘れる僕ですが、前作の死神の精度のことは設定も千葉の名前も覚えてたから、やっぱり面白かったんだと思うし、浮力も面白かった。
特に娘が弄ばれて殺された描写だから、すっかりストーリーに乗れましたよ。幸か不幸か。とは言え安心の伊坂ブランド。基本、バッドエンドにはしないでスカッとさせてくれるので、安心しつつもハラハラとはらはらページをめくります。めくる行為はやっぱりいい。最後はカーズ様エンドでスッキリ。
それと主人公の父親の死生観が自分に似ていて、特に子どもがいつかは死んでしまうことに絶望するというところに、本当に共感した。最終的には大人になった子ども自身の人生で、自己処理するべきことなんだけど、それでも納得なんてできない。ただろくでもない父親が、自分の死期になったら息子の死の恐怖を自分の死をもってほどいていく描写が、すごい好きでした。
星4つ半!