スーパーアートライフ

日常、買い物、ガジェット、アイドル、音楽、ASローマあたりのことを書く日記です。陸マイラー活動でハワイ旅行とか遠征してます。子2人の4人家族。

ランチ

下のエントリの通り、とりあえず本当に上智近くのスタバに行ってきた。13時過ぎでサラリーマンのランチタイムのピークは過ぎてるけれど、学生が多いせいかまだまだ店内は混雑していて、そんな中申し訳ないけれどたまたま空いた4人がけのテーブルにひとりで座りました。
座れたタイミングは良かったけれど、空気的にはタイミング悪く、店内ではトレーを持ったままさまよってる人が結構いて、座れたけれど微妙に居心地悪いなぁ、、、と思いながらも本を読み始めました。本を開き文字を追い始めると、よっぽど相性が悪くなければだんだん視界が狭まって活字だけが目に入り周囲の音が聞こえなくなる。
そんな時『・・・ぃませーん。すいませーん』との声。見上げると学生っぽいおんなのこ。
『ここいいですか?ちょっと座るところがなくって…。』どうやら椅子に座ろうとした瞬間に、おばさん集団に尻をねじ込まれたらしい。視界が狭いながらも、なんかそんな雰囲気はあったもって記憶はなんとなくある。
「あ、ぜんぜんいいですよ、どうぞ。」とさりげなく言いながらも、心の中ではガッツポーズ!距離が近いのでさすがにマジマジとは見れないけれど、ボブが伸びかけた色白の女の子っていうことはわかった。冬に備えて伸ばし始めたけど、冬支度に間に合わなかった感じだ。コートは脱いだけれど、マフラーはつけたまま。寒がりなのかなぁ。その子も文庫を取り出して、ミルクたっぷりのコーヒーを飲みながら読み始めた。ブラックじゃなくて安心した。だって、こっちはキャラメルラテだから、男が甘いので女の子がブラックだとしたら気が引けてしまう。カバーは、輸入文具店で買ったような包装紙を自作でカバーにしてた。これはかわいい。
でも声をかけるわけにはさすがにいかない。ただ単に椅子が足りなかっただけだし、知らないスーツ男に声をかけられても困るだろうと思い読書を再開したら、1ページ目がちらっと見えたらしく、
森絵都好きなんですか?』と聞かれた。話しかけられたことにさすがに驚いた。度胸があるのかもしれないし、ただそういう性格なのかもしれない。とにかく、動揺したそぶりを見せないように普通を意識して
「これで2冊目なんですけど好きなんですよ。でもガキくさいから見られると恥ずかしいですね。」『そんな事ないと思いますよ。私も森絵都1冊持ってますから。』「もしかしてカラフルですか?」『カラフルです!どうしてわかったんですか?』「最近どこいっても平積みしてあるから 笑」『そういえばそうですね 笑』
笑ったところで初めて目があった。目は奥二重だけど丸く大きく、長いまつげ。化粧っけもなくて、ひと言で言うとかわいい。かなり照れてしまった。これはさすがに伝わったと思う。『今は何を読んでるんですか?』「つきのふねって本です。もう5分もしたら読み終わりそうですけど。」『あーそうなんですかー。私は今あさのあつこです。バッテリー。ベタですけど 笑』「確かに 笑。あさのあつこは読んでみたいんだけど、大体長いからちょっと手が出しづらくって読んでないんだ」ここらへんで敬語をやめた。いつも敬語のやめ時がわからなくてずるずるいって、距離を埋められなくて失敗してるから、これはかなりうまくいった。自然かつナチュラルだ。どっちも同じだけど。
『私もあと5分くらいしたら読み終わりますから、よかったら読みますか?』「ほんとに?」『私もつきのふね読みたいし』いつの間にか女の子もタメ口だ。全然いいけど。全然いいけど!
そして、2人してせっかく買ったコーヒーも読まず、お互いにもくもくと本を読んでほぼ同時に本を置いてコーヒーをすする。読了のサイン。
僕も合皮のオレンジのカバーをつけているのではずそうとする。でも、本とカバーのサイズがぎりぎりぴったりでなかなか外れない。普段は不器用なほうじゃないのに、なんでかこういうときに限ってうまく外れない。これはかっこ悪いと思って焦れば焦るほどもうだめ。『また読み終わったら返すから、もしよかったらそのままでもいいですよ。もし良かったらだけど。』と、彼女のほうから助け舟。「ほんとに?じゃあ、そうさせてもらおうかな。」『じゃあ、はい』「はい」
特には名前も連絡先も聞かなかったけど、いつもこの店を使ってるようで、来る曜日と時間帯を聞いた。その時にまた、ってアバウトな会う約束をして、スーツには少し派手なイエローのテキスタイルのカバーを持って、弾む心と足取りで会社に戻った。次は2冊持っていこう。5分ぶんだけ読み残して…。そんな昼休み。



…。あってるのは最初の一段落だけです。読んでそのうち寝落ちしただけの昼休み。そして勤務中にせこせことこんな妄想を書き上げてました。1時間以上仕事してません。クズです。今から帰ります。
あああああ学生全員氏ね。