スーパーアートライフ

日常、買い物、ガジェット、アイドル、音楽、ASローマあたりのことを書く日記です。陸マイラー活動でハワイ旅行とか遠征してます。子2人の4人家族。

Wii4

結局家にいたのは1時間足らずだった。おもむろにテレビをつけ、よし、今日もオヅラさんてらやばす、と思ったり、メールをしたり、そしていよいよどのソフトを買おうかなとネットで調べたりした。やっぱりゼルダは外せなさそうだよなー、あとはじめてのWiiもコントローラーがついてるから買うべきなんだろうな、あ、でもメイドインワリオは2人でやるには打ってつけっぽいしなぁ、Wiiスポーツクソゲーの集まりみたいだから切ろう、ゼルダとあとはどっちかだなと思っていたりして1時間を過ごした。
こういうクジごとは、根拠の無い自信が大事である。おどおどしたりどうせ当たらないから最初っから落ち込んでいれば、外れてたとしてもあんまり落ち着かなくてすむし…という考えは非常に愚かである。たかがこんなことで保身に走る必要などまったく無いのだ。それに君らは朝っぱらからたかがゲームごときに必死に並んで殺伐として睨んではDS、睨んではDSを繰り返していた、社会不適合者予備軍だろう!はっきり言って守るものなど何も無いね。無いよ、無い。大体こういう運ごとっていうのは、どーんと構えていたほうが絶対有利なのだ。根拠はよくわからないけど、っていうか根拠が無いからこその運でしょ?
と、はてなに書く文章はこうしようと思いながらビックカメラへ足を運んだ。
発表の方法は張り紙だった。受験の合格発表の掲示板を思い浮かべてもらえれば、もうそれが正解でまったく同じシステムであった。掲示板には下7桁の数字が羅列してあった。おい!どけよ!と拭うのを忘れた汗を飛び散らせながら掲示板へ向かった。かなりドキドキしていた。というのも、こんな発表を受けるのは中学受験以来人生で2回目だからだ。口から出かけていた心臓を無理やり飲み込み、3320758、3320758、3320758…と数字を必死で探した。必死で探していたが、周囲の人間に必死で数字を探しているということがばれてしまうと、その相手には一生ある種の弱みを握られ続けることになるわけだから、いたって平静を装っていた。朝っぱらから行列に並んで必死で抽選権を得たにもかかわらず、だ。3320758!3320758!3320758!3320758!?3320758???3320758?????3320758…。……。……………………………………。


無い。


最初っからわかっていたのだ。こんなゴミ屑のような人間に、Wiiが当たるわけが無い。そもそも欲しくなかったんだし…と自分を慰めていたが、涙がこぼれそうだったので空を見上げた。見上げた先にはマクドナルドがあり、憎くて憎くて悔しい気持ちをすべてグラタンコロッケバーガーにぶつけた。グラタンコロッケバーガーはぐにゃりと潰れ僕ののどを潤した。おいしかった。
大体そもそも、この僕の「根拠の無い自信」というものが諸悪の根源である。ハロー!プロジェクトのファンクラブに入っていた頃は、申し込むチケットはすべて最前が来ると信じてやまなかった。しかし、3年間で最前が来たことは一度も無い。ただ最後まで信じてやまなかった。それは純粋無垢なポジティブさというよりも、自分の浅ましさ、欲、自分のみを特別視している自分がいるからであった。
藤本美貴さんのソロツアー「MIKI①」で最前ブロックの場所を確保したとき、そしてW(ダブルユー)さんの「愛の意味を教えて!」のゲリライベントのとき、それぞれ藤本美貴さんと加護亜依さんと数多く目が合った。妄想乙と思った奴、乙。あの時、間違いなく二人とも僕を見ていた。僕もそれぞれ二人を見ていた。つまりは見詰め合っていたわけであり、間違いなく、二人とも僕のことが好きであった。これは動かせない事実である。妄想乙と思った奴、乙。だからそれぞれ二人と違った形で出会っていたのであれば、間違いなく僕は連れ添う仲になっていたのだ。だから、例えば加護亜依さんに対しては声を大にしてタバコを辞めさせることができた。僕だったらできたのだ。しかし、加護亜依さんと僕は出会うことができなかった。何の因果か、加護亜依さんはタバコを吸ってしまい謹慎処分となりすっかりテレビから消えてしまい、そして僕はせっかく6時半という年に数回しかしないくらいの早起きまでして努力したのにもかかわらず、欲しくもないWiiが買えず落胆していて、僕より後に来た奴らがWiiを買ってニヤニヤしてやがる。こんな世の中間違っている。加護亜依さんの謹慎は解かれるべきだし、僕もWiiを手に入れるべき人間だ。
とぼとぼと背中を丸め社会不適合者+Wiiを買えなかったものとして道の端っこを謙虚に歩いて渋谷をぶらついた。歩きながらいろいろ考えていたら、最初はWiiを何としても手にいれなければならない!とも思ったが、じわじわと、そういやPS3が欲しかったんジャンね、僕ってば、という結果に達し、そしてまー駄目元でもTSUTAYAでも見てみるかと思いとんとんとTSUTAYAの階段を降りたら、「PlayStation3入荷しました!」の文字!あわててレジにいき「ぷぷぷぷぷぷぷぷぷプレステ、いやPS3はあ、あ、あ、ああああるんですか???あるんですか??????*1」と聞いたところ店員さんは「はい!ございますよ!でも、60GBは売切れてしまいました。」と答えてくれた。っんー!20GB…。20GBと60GBの違いは、HDDの容量の違いと無線LANとカードリーダの有無である。そこで一番重要なのは無線LANの有無である。なぜなら、HDDは手作業で換装しなおすことができる。つまり、市販のもっと大容量のHDDを入れることができるということだ。そして、カードリーダはUSBのリーダをさせば読み込めるし、そもそもPS3にリーダを刺すことはないだろう。しかし、無線LANは増設もできないし、純正の後付の機械も売っていないし予定もないらしい。無線LANを使うとPSPと連携してどーたらこーたらができるのがメリットらしいが、PSPと連携して何かをする自分を思い浮かべてみようとしても、まったく持って浮かばない。つまりは、無線LANは使わないであろうということだ。
しかし、無線LANを使う使わないと、無線LANがついているついていないということは、まったく別の意味合いがある。つまり、無線LANを使わなくても、無線LANが着いているという事実が必要なのだ。でも、それが20GBにはついていない。今売っているのは20GB…。でも、PS3を店頭で売っているのは初めて見る光景で、正直Wiiを買おうとしたときの興奮度とは比べ物にならないほど興奮している。こんなことだったら最初っからTSUTAYAにきてればよかったんだ。そしたら60GBが買えたのに。そもそもWiiが欲しくなったのは、PS3を手に入れられなかったある種のフラストレーションの発散である。せめてWiiの抽選の後にTSUTAYAに直行するべきだった。グラコロ食ってる場合じゃなかった!しかしうかうかぼやぼやしていると瞬く間に20GBも売切れてしまう!どうしようどうしようどうしよう!と迷っていると、目の前の奴が早速20GBのPS3を購入してやがる!おい!それは俺のだぞ!
ということで、20GBのPS3を買ってしまいました。今必死で20GBを買った自分を正当化できるように、60GBじゃなくてもいいんだよ的なテキストを探すためにネットカフェに入りました。結局僕はこうなんです。何の進歩もしない、自分で自分を踊らせ、追い詰め、そして無理やり納得させる、そういう人生なんです。ただ一切は過ぎていきます。

*1:プレステ3からPS3と言い直したのは、プレステ3という言葉がいかにも素人くさくて、PS3と言ったほうがなんだか格好よかったからである